仮想通貨のアービトラージ・ボットで自動で利益確定する方法

自動化された仮想暗号通貨のプラットフォーム、ジンマーは、同分野でボットを活用し市場の裁定取引(アービトラージ)で優位に立とうとしています。

1.裁定取引(アービトラージ)とは何か?

Investopedia’s definition での定義によると、裁定取引(アービトラージ)とは、購買と売却の価格差で利益を得ることです。

また、異なる市場で、同一もしくは類似した金融商品の価格の違いによって、利益を得る取引のことです。

通常、価格の低いマーケットで購入をし、取引で利益を得るために、より高く売れる市場での売却を目指します。

2.仮想通貨市場におけるアービトラージ

ビットコイン、イーサリアム等の仮想通貨の分野では、鞘取り(アービトラージ)は、特定の仮想通貨をある取引所を通して購入し、他の取引所で売却する事を指します。

2017年11月28日に発行された記事( Business Insider article )によると、暗号通貨の市場は、鞘取りの機会で満ち溢れています。

ビットコインの価格が、アメリカの取引所で$9,748だった時、韓国の市場では$10,026でした。

(ここで参照している取引所は、KrakenとCEXです。)

この場合、全体の3%に相当する、$278が差額となるので、これは十分な鞘取りであると言えるでしょう。

これは、暗号通貨の市場においての鞘取り例の1つです。

外貨の市場で通貨毎の価格差はすぐにボットによって収集されます。

しかしながら、暗号通貨の市場は比較的新しいため、このような鞘取りボットの数は非常に限られます。

3.ジンマーのプラットフォーム上での、自動鞘取りボット

ジンマー社のロードマップによると、2018年の下期に同社の自動鞘取りボットが提供可能になるようです。

ジンマーの自動鞘取りボットは、ユーザの複数の取引の口座をまとめて分析して、どの市場が売却に一番有利な市場か特定し、その市場に自動的にユーザを誘導します。

鞘取りボットは2つの状況を仮定していて、ボット自身が、取引所内の価格の違いを計算するケース(この場合、コインの数が多いほど、その計算精度が上がります)と、ユーザがキーを入力した際の変換レートを全てチェックするケースとあります。

このようにして、ボットは価格の違いによる利益を最大化するように働きます。

鞘取りボットは、ジンマーに対応した取引所でのみ使用可能になります。

その他のジンマーの鞘取りボットの情報:

  • ボットは、使用している仮想コインの一番良いレートを割り出し、取引所を選定し、売却をする事により利益を生み出します。
  • アービトレージは、ジンマー社がユーザの財布にアクセスし、資金を引き出すことを要求する唯一のサービスです。
  • 鞘取りボットを使用して自動取引をしたいユーザのために、強固なウイルス対策とセキュリティの対策がなされています。
  • 鞘取りボットを使用したいユーザは、潜在的なリスクが発生することを認識しているかを確認するため利用規約に同意する必要があります。

著者

Gimmer
Automated Crypto-Trading BOT Platform – The smart way to trade Cryptocurrencies. Project

原文

https://chatbotslife.com/introducing-gimmers-automated-arbitrage-bots-ac045b20ff82

チャットボットライフとの提携により、翻訳し掲載しています。
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