今色々な場所で盛り上がっているディープラーニング。
言葉は聞いたことあるけど実際なんなの?って人も多いかと思います。
そんな方のために、なるべく簡単にディープラーニングとは何かという事を解説していこうと思います。
まずwikipediaでディープラーニングのページを見ると、
「ディープラーニング、深層学習とは、多層構造のニューラルネットワークを用いた機械学習である。」
とこのように記載してあります。
このままだと専門用語ばかりで意味がわかりませんね。定義に現れるそれぞれの単語の意味を解説していこうとおもいます。
深層学習というのは、ディープラーニングと同じ意味です。日本語にしただけですね。
ニューラルネットワークというのは、いうなれば人間の脳を数学的なモデルで表したものになります。
ニューラルネットワークの詳細はこちらの記事に書いてありますので、興味がある方は参照してみて下さい。
人間の脳というのは、神経細胞(ニューロン)が多数集まった構造になっています。このニューロンを層状にして複数の層を重ねた状態を多層構造という表現で表しています。
では、機械学習とはなんでしょうか。
上記のニューラルネットワークは、それだけ用意しても何も出来ません。赤ちゃんが生まれたままの状態だと何も出来ないのと一緒ですね。
ではこのニューラルネットワークを育てないといけません。その方法が機械学習となります。
育てる方法は色々ありますが、そのうちの一つとして入力と出力を大量に与えて学習させます。
例えば、文章のカテゴリ分類を行いたい場合、大量の入力文章と、それぞれの出力(それら文章が何のカテゴリなのか)という情報を与えます。
すると、ニューラルネットワークはどのような文章の特徴だとどのカテゴリに分類されるかということを自動的に学習していきます。
これを教師あり学習と言います。
機械学習のもう少し詳細の解説はこちらの記事にも載っているので、興味があればご参照下さい。
ディープラーニングは車の自動運転やゲーム、金融、医療などにも広く応用されています。
興味がある分野でどのようにディープラーニングが使われているかを調べてみるのも面白いと思います。